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「悪夢を見るんです。なぜですか?」
という質問をいただきました。
夢は心や体の状態を映す鏡のようなもの。とくに悪夢は、心身のバランスが乱れているサインであることが多いそうです。
悪夢とまではいかなくても、
追いかけられる夢
何度も同じ場所に迷い込む夢
試験や仕事に遅れる夢
困って動けない夢
…など、「なんだか疲れる夢」「心配が表れている夢」は、多くの人が見ています。
そんな疲れる夢を見てしまう理由は、
①ストレスや不安
日常の心配事や緊張が、そのまま夢に現れることがあります。
②睡眠の質の低下
夜更かし、寝る直前のスマホ、アルコールなどは眠りを浅くし、夢が鮮明になりやすいです。
③脳の働き
夢はレム睡眠中に見られます。このとき脳はとても活発で、感情や記憶が反映されやすいのです。
④体調や薬の影響
体が疲れている時や発熱時、また薬の副作用で悪夢が出やすくなることもあります。
嫌な夢は、心に残っている不安や緊張が整理されずに、睡眠中に再生されているものなんです。
つまり夢は「脳がストレスや感情を消化している最中の映像」みたいなもの。
だから見ること自体は自然なのですが、問題は「夢に引きずられて疲れてしまう」こと。
ご相談者は、寝ることに恐怖を感じるともおっしゃっていました。
悪夢を「なくす」ことは難しくても、「見ても心を乱されない」「眠りを深めて減らす」ことは可能です。
ここでは整膚と呼吸法を組み合わせた、簡単なセルフケアをご紹介します。
穏やかに眠るためのセルフケア
① 呼吸で安心感をつくる
布団の中でお腹に手を当てて、ゆっくりと呼吸をしましょう。
吸うときにお腹をふくらませ、吐くときに「不安が外に出ていく」イメージをすると、安心感が高まり眠りやすくなります。
② 頭部のマッサージ、こめかみの整膚で脳をゆるめる
頭部全体を手を熊手のような形にしてマッサージ。
こめかみあたりも軽く引っ張っると、脳の緊張がゆるみ、余計な考えが静まります。
③ 首すじの整膚で血流を整える
首の横や後ろを軽くつまんで離すと、頭に血液が巡りやすくなり、睡眠のリズムが安定します。
④朝のリセット
悪夢で目覚めてしまった朝は、胸を大きく開いて深呼吸。
さらに両手をこすって顔にあててみましょう。
「夢は夢」と切り替えることで、一日をすっきり始めましょう。
またアロマオイルを使ったセルフケアもおすすめです。
眠る前のセルフケアに、アロマの香りを加えるとさらに効果的です。
① リラックス系の香り
- ラベンダー:心身をゆるめて入眠を助ける
- スイートオレンジ:安心感を与え、不安な気持ちを和らげる
- カモミール・ローマン:心を落ち着ける
ティッシュに1〜2滴たらして枕元に置くだけでOK。
② 整膚+アロマの組み合わせ
- 首すじの整膚をする前に、ラベンダーの香りを深呼吸しながら取り入れる
- 足先の整膚と合わせて、オレンジの香りで“安心感”をつくる
香りが脳にダイレクトに働きかけ、副交感神経が優位になりやすくなります。
眠る前に整膚と呼吸とアロマオイルで、緊張をゆるめることで、安心して眠りに入り、夢の影響を受けにくくなります。
「夢に振り回されないで、自分の眠りを整えていく」
そんなセルフケアを、毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。
眠りは私たちの元気の源です。
酷暑が続く今こそ、眠りの質を整えることが免疫力アップにつながります。
「最近眠りが浅いな」と感じたら、整膚で体をゆるめにいらしてください。
心と体を安心させることで、夏を元気に乗り切れますよ。