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トレーニングをするとき、
「何回やったか」
「どれくらい頑張ったか」
が気になりますよね。

でも、もう一つ大切にしてほしいことがあります。
それは、
「今、どこの筋肉を使っているんだろう?」
と、自分の体を感じながら動くことです。
① まずは「どこを鍛えているのか」を知る
例えば、お尻を鍛える運動をしているのに、
「太ももばかり疲れる」
「腰が張る」
ということがあります。
これは、運動が間違っていると決めつける必要はありません。
体は、その人が今まで使いやすかった筋肉を使って動こうとすることがあります。
だからまず、
「この運動は、お尻を使う運動なんだ」
と知ることから始めます。
② 意識できないことは、悪いことではない
ここが、とても大切‼︎
「お尻を意識してください」と言われても、
「どこがお尻なのか分からない」
「何も感じない」
という方もいます。
でも、
意識できない=筋肉がダメ
ではありません。
今までその筋肉を意識して使う機会が少なかっただけかもしれません。
「できない」のではなく、
「まだ感じ方が分からない」
だけ。
そう思ってほしいのです。
③ 「感じる練習」をしてみる
筋肉を鍛える前に、
自分の体を感じる練習をしてみましょう。
「今、どこが動いている?」
「力が入っているのはどこ?」
「左右で違いはある?」
と、自分の体に目を向けてみます。
最初は分からなくても大丈夫。
繰り返しているうちに、
「ここかな?」
「今、少し動いた気がする」
そんな感覚が出てくることがあります。

④ 「意識する → 動かす → 感じる」
大切なのは、この繰り返しです。
意識する
↓
ゆっくり動かす
↓
体の感覚を感じる「あっ、ちょっといいかも」
↓
また動かしてみる
最初から完璧にできなくても大丈夫。
小さな「分かった」が、少しずつ体の感覚につながっていきます。
⑤ 辛いトレーニングでなくてもいい
私は、辛いトレーニングをしなければ効果がないとは思っていません。
苦しくなるまで頑張ることより、
楽しく体を動かすこと。
そして、
「またやりたい」と思えること。
そのほうが、長く続けるためには大切だと思っています。
もちろん、楽しく動くだけで何でも効果が出るということではありません。
大切なのは、
楽しく動きながら、必要な筋肉に適度な刺激を入れること。
「今日はお尻を意識してみよう」
「今日は背骨を動かしてみよう」
「今日はふらつかないように、足の裏を感じてみよう」
そんな小さな目的を持って体を動かしてみる。
辛くないけれど、体にはちゃんと刺激が入っている。
そんな運動を目指したいと思っています。

⑥ 効果を出すためにも「続けること」
どんなに素晴らしいトレーニングでも、続かなければなかなか変化にはつながりません。
だから私は、
「頑張れる運動」より「続けられる運動」
を大切にしたいと思っています。
「今日は気持ちよかった」
「体が少し軽くなった」
「前より動きやすい」
そんな小さな変化を楽しむ。
頑張っている自分を褒めてみる。
そして、また明日もやってみる。
その積み重ねが、体を変えていきます。
辛いから効果があるのではなく、
楽しく続ける中に、必要な刺激を入れていく。
これが、私が考える「質のいいトレーニング」です。
年齢を重ねるほど、
筋肉を鍛えるだけではなく、
自分の体を知ること。
自分の体を感じること。
そして、自分の体と仲良くなること。
これも大切なのではないでしょうか。
今日の体操も、回数だけを数えるのではなく、
「今、私の体はどこを使っているかな?」
と体に問いかけながら、楽しんで動いてみてください。
無理をしない。
比べない。
頑張りすぎない。
楽しく続けていきましょう。

