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つい最近、「50代の友だちが緑内障になって」とか「健康診断で、眼圧が高いと言われた」など、続けて聞いたものですから調べてみました。
現在、日本では、40代の20人に一人、70代の10人に一人が緑内障と言われているそうです。
え~40代で!!
緑内障というと老人の病気かと思っていたのでびっくりしました。
その緑内障という目の病気とは、
視神経に異常が起こり、目で見た情報がうまく脳に伝わらなくなって画像を認識できなくなり、視野や視力に障害が起こる病気です。日本での失明原因第1位の病気です。自分が緑内障と気付かずにいて眼科受診時に初めて病気を指摘された方が約8割をしめていたと報告されており、今後も患者数が増えていくことが予測されるそうです。
原因は、ストレスや加齢が関係しているといわれています。
障害された視神経は元には戻せませんから定期的な検診や予防が大切と言えますね。
緑内障の専門医平松類先生によると、
緑内障の患者さんは、大抵まぶたが冷えていて、血流が悪くなっているとおっしゃっています。
私たちが緑内障の予防のために、積極的に行うべきことは、目を温めマッサージなどで血流を良くすることです。
そこでお勧めしたいのが目の整膚です。
いつでもどこでもできる手軽な方法です。
以前、60代の女性から眼圧が高くこれ以上進むと治療の必要があると診断された方から何とかならないかと相談を受けました。
「ぜひ目の整膚を自分で行ってください。」と、伝えました。
それから10年以上たっていますが、彼女の眼は眼圧も正常で緑内障の心配はありません。
【目の整膚】
まぶたの上をやさしく引っ張り上げ、ゆっくともどします。
目頭、真ん中、目じりの上と三か所くらいをひっぱります。
眉毛に沿って、眉頭、真ん中、眉尻、三か所をゆっくり引っ張って戻します。
目の下も優しくつまんでひっぱって戻します。
目の周りの皮膚は薄いので、ぶどうの皮をむくように、やさしくひっぱりましょう。
【目の温パック】
タオルを濡らし、軽く絞って電子レンジで温める。
40℃くらいになったらまぶたの上にのせる。
冷めたらもう一度温めて繰り返す。
(入浴中にお風呂のお湯でやるのがおすすめ)
目の整膚、目の温パックともに目の血流を良くする効果と、リラックスの効果があります。
緑内障の発症のひとつの原因は、ストレスが関係しているので、ストレスの解消法としてとてもお勧めです。
現代に生きる私たちは、スマホやPCの発達で目を酷使しています。
その目をケアすることは今まで以上に大切になってきています。
ぜひ試してみてください。