こんにちは、日野市のまなべ整膚療院の副院長まゆみです。
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先週は風邪をひいてしまい、仕事をお休みさせていただきました。
その時の出来事です。

風邪をひいて5日。
咳と鼻水がなかなか治らず、今日はなんだか体がだるい。
「もうそろそろ治るはずなのに」
「もうこれ以上休めないよ」
「栄養ドリンクを飲めば復活するのでは?」 などと、
頭の中は完全に“昭和時代のテレビコマーシャルが頭の中をよぎっていました。
こんな状況は、体の仕事をしている私としては、正直言って少々焦ります。
健康をお伝えしている人がぐったりしていては説得力がありません。
そこで試しに、こんな時はどんな栄養ドリンクを飲めばいいのかAIに相談してみました。

すると返ってきたのは、焦る私を尻目に驚くほど冷静な答え。
「今は体がしっかり回復しようとしているサインです」
「無理に元気にしないほうが早く治ります」
「60歳を過ぎた眞弓さんは、若い時より回復に時間がかかります」
「とにかく休みなさい」と再三言ってくるんです。
頭をぶん殴られた気分です。
だって、同じ質問を誰かにされたら、多分私は人にはそう言っていたでしょうから。
さらにAIは続けます。
栄養ドリンクより休養。
温かいものを飲む。
首を温める。
とにかく寝る。 ……

そう、母に言われていることと同じでした。
どうやら私は、母の言うことは「はいはい、わかってるから、大丈夫」ってまともに聞かないのに
AIの言うことは素直に聞くらしいです。
普段私は皆さんに 「自分の体は自分で守りましょう」 とお伝えしています。
それなのに自分のことになると、
「早く治さなきゃ!」
「予定がある!」
「体操どうしよう!」 と大騒ぎ。
体の声は完全に無視です。
AIにやさしく諭されて、はっとし、そしてゲラゲラ笑っちゃいました。
身体が回復する力とは、頑張る力ではなく 休む力でもあるのです。
多分多くの病気に当てはまることだと思います。
人間の私が焦り、 AIが落ち着いてなだめてくれる。
便利なのか、情けないのか、 でもちょっと面白い時代です。
AIってこんな使い方もあるのだと今回あらためて思いました。

体はとても正直です。
急かせば急かすほど反抗し、 丁寧に休めばちゃんと応えてくれる。
健康とは、 「無理して勝ち取るもの」ではなく 「体の声を聞ける人に残る財産」。
体の専門家と言っている私も、まだまだですね。
まずは私自身が、自分の体の良きナビゲーターに。
焦らず、整えて、また元気に。
みなさまも、風邪を引いたらゆっくりお休みください。
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