こんにちは、日野市のまなべ整膚療院の副院長まゆみです。
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師走の声を聴き、寒さも一段と厳しくなりましたね。
最近は家の前の落ち葉掃きが日課となっています。
北風 ぴいぷう ふいている・・・と、たきびの童謡を口ずさみながら😊
たきびは、親子で長く歌い継いでほしい歌として日本の歌百選にも選ばれています。
たき火の作詞者巽聖歌が、晩年を私たちのまち日野市旭が丘で過ごしたことにちなみ、毎年この12月に旭が丘中央公園にてお祭りを行っています。
今年も昨日12月9日に行なわれました。
地域の子どもたち、地域の大人が一丸となって作り上げるたきび同様のあったかいお祭りです。
そして、それと一緒にいつも伝えているのは、この歌がたどった時代背景です。
たきびが初めてラジオから流れたのは昭和16年の12月9日と10日。それは太平洋戦争勃発の次の日でした。
最初の予定は11日まで三日間の予定でしたが、初日に放送されると軍当局から「たき火は敵機の攻撃目標になる」「落ち葉は風呂を炊く貴重な資源だからもったいない」と放送したNHKに批判があり、11日の放送は打ち切りになり、戦時番組へと切り替えられました。それからの日本は皆さんが知る通りです。
そして、たきびが再び世の中に流れるようになったのは昭和24年のことでした。
一つの歌がたどったこの歴史を、私たちは忘れてはならないことだと思います。
この歌がいつまでも歌い継がれるような社会であって欲しいと思います。
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