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今年の春から、週に一回程度体操教室参加している70代の女性から嬉しい報告がありました。
「先生に報告しなくてはと思って、」と、伝えて下さったことは、
一年前に骨密度を測定した時は、骨密度が低く危険な状態であったそうですが、
先日一年ぶりにまた骨密度を測定したところ、若い人並みの骨密度に回復したとのことでした。
日頃の食生活を気をつけるとともに、定期的な運動を行うことにより、骨密度が回復し大変喜ばれていました。
私たちの体を支えている骨は、お肌と同じように常に古い骨を壊して新しい骨をつくるという、新陳代謝が繰り返し行われています。
丈夫な骨はこの新陳代謝を正常に繰り返しています。
しかし、女性は50歳前後になると、閉経によってエストロゲンの分泌が急激に低下します。
この女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝の際に古い骨を壊す作用をゆるやかにする働きがあります。
閉経によりエストロゲンの分泌が減少することで、古い骨を壊す働きが新しい骨を作る働きを上回ってしまい、閉経後骨量が急激に減少してしまいます。
骨密度が減少して起きる骨粗しょう症は骨折の危険性が高まり、骨折すると、寝たきりになる危険性があるので、元気で動けているうちから予防しましょう。
食事や日光に当たるとともに骨に適度な負荷をかける運動が不可欠です。
運動の刺激によって骨の中の細胞の働きが活発になり、骨量が増えて、骨折しにくくなるといわれています。
また、運動して筋肉を鍛え、バランス感覚を養うことは、転倒予防につながります。
うっかり転んで骨折してしまうことのないよう、転びにくい体を作りましょう!!
ちなみに、こんな方は要注意です!!
- 最近身長が縮んだ・背中が丸くなったと思う
- 閉経後の女性である
- 体格が細身である
- 両親のどちらかが太もものつけ根を骨折したことがある
- タバコを吸っている
- 日常的にお酒を飲む量が多い
- カルシウムを意識した食事をしていない
- 日光に当たる時間が少ない
- 関節リウマチ、副甲状腺機能亢進症と診断されたことがある
- 糖尿病や慢性腎臓病で通院中である
- ステロイド薬(服用・吸引など)を使用している
イオンモール多摩平の森での体操教室の予定
12月7日水曜日 19:00~20:15
12月15日木曜日 19:00~20:15
詳しくはこちらから
https://peraichi.com/landing_pages/view/manabetaisou/
未来の自分のために体操を!!