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前回は更年期以降、顔が大きくなることについて原因と対策を書きました。
お顔に脂肪が溜まって大きく見える人がいるその一方で、お顔がこけてきたというお悩みを持つ方もいらっしゃいます。
更年期以降に顔が貧弱になる、またはこける原因はいくつかあります。主な理由は以下の通りです。
1. ホルモンの変化
更年期にはエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が減少します。これにより、皮膚の弾力性が低下し、肌がたるみやすくなります。
2. 脂肪の減少
年齢とともに顔の脂肪が減少し、顔がこけたように見えることがあります。特に、頬の脂肪が減少すると、顔が痩せて見えることがあります。
3. 骨密度の減少
骨密度が低下すると、顔の骨格が変わり、顔が小さく見えることがあります。これもホルモンの変化と関係しています。
4. コラーゲンとエラスチンの減少
年齢とともにコラーゲンとエラスチンの生成が減少し、肌のハリや弾力が失われます。これにより、顔の皮膚がたるみ、こけた印象になります。
5. 筋肉量の減少
加齢により顔の筋肉も減少します。筋肉の減少は顔のたるみやシワの原因となり、全体的に顔が貧弱に見える原因になります。
この様な悩みにも、肌をつまむという方法はお顔の血流を良くし、お肌に酸素と栄養が行き渡るので有効なセルフケアと言えます。
ぜひ肌つまみを日々のお手入れに加えていただくことを提案します。
もう一つ提案したいのは、生活習慣の見直しです。
まわりの人よりもこけた印象がある様に感じたら、それは睡眠不足や栄養の不足かもしれません。
質の良い睡眠は肌と筋肉の修復・再生に重要です。毎晩7〜8時間の睡眠を確保しましょう。
また、肌や筋肉を維持するために十分なタンパク質を摂りましましょう。肉、魚、大豆製品、卵など。
また、ビタミンC(コラーゲン生成を助ける)、ビタミンE(抗酸化作用)、亜鉛(肌の修復)などを含む食品を積極的に摂りましょう。
十分なタンパク質を摂って張りのあるお肌を取り戻しましょう。
タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富な料理をご紹介しますね。
豆腐ときのこの和風炒め
材料:
• 絹ごし豆腐 1丁(約300g)
• しめじ 100g
• しいたけ 4枚
• にんじん 1/2本
• 青ねぎ 2本
• にんにく 1片
• 醤油 大さじ2
• みりん 大さじ1
• ごま油 大さじ1
作り方:
1. 豆腐を水切りし、一口大に切ります。
2. しめじとしいたけは石づきを取り、一口大に切ります。にんじんは千切り、青ねぎは斜め切りにします。
3. フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたにんにくを炒めます。
4. きのこ類とにんじんを加えて炒め、しんなりしたら豆腐を加えます。
5. 醤油とみりんを加え、全体に味がなじむまで炒めます。
6. 青ねぎを加えてさっと混ぜ、火を止めます。
サーモンのホイル焼きと野菜
材料:
• サーモンの切り身 2切れ
• アスパラガス 100g
• ミニトマト 10個
• 玉ねぎ 1/2個
• レモン 1/2個
• オリーブオイル 大さじ2
• 塩、胡椒 少々
• ディル(飾り用) 少々
作り方:
1. アルミホイルを広げ、薄切りにした玉ねぎ、アスパラガス、ミニトマトを置きます。
2. サーモンの切り身をその上に置き、塩、胡椒を振りかけます。
3. レモンの輪切りとオリーブオイルをかけてホイルを包みます。
4. 180度に予熱したオーブンで20分焼きます。
5. 焼き上がったらディルを散らして提供します。
この料理は、更年期以降の女性にとても必要な栄養が摂れます。
ぜひ作ってみてください。
肌つまみを体験してみたい方、自分でやるのは面倒という方は当院までお越しくださいね。
たるみ改善 80分 9900円
https://manabe-seifu.com/menu/sagging.html