.
季節も良くなり、
秋の美味しいものが沢山出ていますね
ブドウ、ナシ、リンゴ、カキ・・
新米、さつまいも、マツタケ
サンマ、いくら・・
上げ始めたらきりがありません
しかし、巷ではダイエットが大流行り!
最近の若い女性のダイエットの様子を
垣間見ると
ちょっと危険な感じがします(><)
健康的なダイエットと言えない気がします。
先日、あるお母様から
ご相談をいただきました。
高校生のお嬢様が
数か月前からダイエットを始め
10キロ近く体重が落ちたのですが
ここ2か月、生理が来てないとのこと。
あまりにも、食べる量が少ないので
お母様としては、お弁当も工夫されて
もうこれ以上、体重を落としてほしくないと思っていらっしゃいます。
生理が来ない
これって、とっても大変な事なんです。
女性の成長は、
生理がはじまる14歳前後から
女性としての成長期で、ピークは約28歳です。
胸やお尻や太ももがどんどん大きくなるときです。
この間に偏った栄養の食事を続けると、
子宮や卵巣そして視床下部や脳下垂体からはじまる
ホルモンの連絡網が育ちませんから、
初潮が極端に遅れたり、
たまにしか生理がこないということになります。
ほっそりして胸もお尻も小さいままです。
そして、子宮関連の臓器が発達しません。
体脂肪率が20%を切ると、
ホルモン不足が起こりやすく、
17%を切ると生理が来なくなることが多くなります。
無月経を放置すると、
子宮関連臓器が退化して、
自力で生理を起こすことができなくなってきます。
不妊症、早期閉経、更年期様症状などの
自律神経の失調、などに陥ることがあります。
生理が止まってしまったら、
安易に放置せず、
ダイエットを中止し、
産婦人科にかかる事をお勧めします。
体脂肪率は少なくとも20%を最低として、
これ以上を保つようにするほうがいいですね。
体重で考えると、
標準体重:身長(m)×身長(m)×22(※22をBMI値と言う)
美容体重:身長(m)×身長(m)×20
くらいが適当です。
脂肪は、ホルモンを作るために必要なんですよ!