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体操教室が再開し、元気に皆さまとたいそうができること、とても楽しく思っています。
自分で思っている以上に私って、みんなと一緒に体操することが好きなんだ~と、感じる今日この頃です。
『コロナ疲れの体をリセット !本来の私になる! 働く女性のための体操と呼吸法』予定をお知らせするお便りを作りました。
10月までの予定が決まっています。
リラックスしたい方、たまには体を動かさなくちゃ、と思っている方、ぜひご参加くださいね。
予定の下に健康だよりを書きました。
ネットニュースを読んでいていい言葉だなぁと思った言葉、それは、
「免疫力の70%は腸でつくられます。残りの30%は心でつくられます。」
前向きに生きるためにも大切な言葉と思います。
健康だより
新型コロナウイルスは感染しても約80%が軽症で、その多くが無症状感染者です。その一方で重症化したり亡くなる方もいます。その違いは免疫力の差です。免疫力には生まれながらに備わっている自然免疫と、特定の病原菌に感染したことで得られる獲得免疫があります。今、私たちが出来ることは、自然免疫の力を高めておくことです。
免疫力を高める免疫細胞は70%が腸に集まっていると言われています。その免疫細胞を活性化するのが腸内細菌で、それは、野生の花畑のような美しさがあることから、「腸内フローラ」とも呼ばれています。
腸内フローラを健康に保つには、食事の6割を野菜類、豆類、果物類、全粒穀類(玄米や五穀米)などの植物性食品にすると、腸内細菌が繁殖します。また発酵食品は毎日とる必要があります。納豆は納豆菌、ヨーグルトはビフィズス菌、チーズは乳酸菌、味噌は麹菌、漬物は乳酸菌で、すべて腸内細菌の仲間です。さらに、食物繊維やオリゴ糖も腸内細菌の良いエサになります。
さらに免疫力を高めるためには、ニンニクが最も効果的だといわれています。生のまま食べると胃を荒らすので、1日ひとかけらまでが適量です。ニンニクの次に免疫力アップに効果が高いのがキャベツです。キャベツには、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく含んでいて腸内細菌の良いエサになります
この免疫力を高める腸内細菌の量は、毎日の大便の量でがわかるといいます。大便は、食べたもののカスと思われていますが、これは5%しかありません。腸内フローラが理想の状態に整っている人の大便は、水分が約60%、腸内細菌やその死骸が約20%、腸壁からはがれた細胞の死骸が約15%となっています。日本人の大便は、戦前は1日約400グラムありましたが、今は200グラムに減っています。若い人は150グラムくらいが多くなっています。腸内細菌が少ないと、大便の量が減ってきます。腸内細菌を増やすには、食事の質はとても大切と言えます。
この自分を守るための免疫力の70%は腸でつくられます。残りの30%は心でつくられます。精神的ストレスがあると、自律神経の交感神経の働きが強くなり、血管が収縮して血流が滞り免疫細胞の働きが低下するのです。 私たちは今、生き方を考え直す時かもしれません。リラックスする時間を作り、あまりくよくよせず「ゆるっと生きる」ことも大切です。