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腰痛は日本人が訴える痛みの中で最も多いと言われています。
その年齢層は広く、20代から高齢者まで、最近は小学生でも腰痛を訴えるケースがあると言われています。
なぜ腰痛が起きるのか?
それは人間の体が、腰痛が起きやすい構造になっているからです。
私たちの体を支えている背骨のことを、正式には「脊椎」と呼びます。
脊椎は首から腰にかけて7個の頚椎・12個の胸椎・5個の腰椎・仙骨・尾骨がブロックのように重なって構成されています。
一つひとつの骨を椎骨といい、椎骨と椎骨の間には椎間板という、背骨にかかる負荷をやわらげるクッションの役目を果たす軟骨があります。
日頃悪い姿勢を続けていると、姿勢が悪くなり腰椎に負担をかけ腰痛を引き起こします。
特に、腰椎は体の曲げ伸ばしなどの大きな動作を担っている場所!!
しなやかに動けるように、構造的には弱くできており、その分、故障が起こりやすいのです。
多くの人は腰痛を訴えて整形外科を訪れると思いますが、多くの場合画像検査ではその原因は特定できません。
多くの人の腰痛の原因が、レントゲンではっきり映る骨ではなく、筋肉や軟骨、神経などにあるからです。
では、多くの人が悩んでいる腰痛を引き起こす原因は、
① 悪い姿勢
特に、座っているときは姿勢が崩れやすく、長時間座ることで、腰への負担も大きくなります。立っているときよりも、座っているときの方が、1.4倍も腰に負担がかかるというデータもあります。
② 同じ動作の繰り返し
同じ動作を長時間繰り返すこと、また長時間同じ姿勢でいることも、筋肉がこり、関節の動きが悪くなります。
➂ そして今、腰痛の一番の原因と言われているものは、ストレスです。
私たちの体は、精神的なストレスがかかると、自律神経のうち、緊張状態を作り出す交感神経の働きが高まります。
交感神経が高まると、無意識のうちに筋肉が緊張し、腰への負担を高めるのだ言われています。
精神的に疲れると肩がこることがありますよね。
腰にも同じようにこるのです。
腰痛を改善したり、起こさないようにするためには、
① こまめに動く
デスクワークの場合は、30分集中した後5分間休憩するほうが効率はあがります。
仕事の間にこまめに立ち上がり、歩いて血流の状態を正常に戻しましょう。
動くことで、筋肉や関節がゆるまり、正しい姿勢をとりやすくなります。
② ストレッチやウオーキングをする。
心的要因の腰痛が、さらにまた腰痛になるのではないかという思考に陥り、また腰痛を悪化させることもあります。
慢性腰痛に対して運動療法は有効であるので、気分転換を図るためにもストレッチやウオーキングなどの運動の習慣を付けましょう。
整膚の皮膚をつまむ刺激は、腰痛の改善に最適です。
なかなか良くならない腰痛は、どうぞまなべ整膚療院にご相談ください。
この道34年の確かな技術でお答えします。