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前回に続き、妊婦さんについて触れたいと思います。
昨年も「赤ちゃん生まれました!」「孫が生まれたの!」「妊娠しました!」など、嬉しい報告をいくつも受けました。今年ももう連絡がありました。新しい命の誕生は、血のつながりが有る無しに関わらず、とても幸せな気持ちにしてくれますね。
「元気に生まれてきてね。」「元気に生まれてくれてありがとう。」と、そして「お母さん、頑張ったね!!」と、思わず声を掛けたくなります。
そのような会話をしている時に、ちょっと気になる言葉が出てきます。
それは「切迫早産と言われて、安静にしていなくては・・」という言葉です。よく耳にします。
調べてみると、早産は近年増加傾向にあるようです。
原因は、母体の病気であったり多胎であったり、
でも多くは特に病理的な原因見当たらず、切迫早産と診断されるようです。
赤ちゃんは臨月までお母さんのお腹の中で守られて、しっかり準備を整えて生まれて来るのが望ましいのです。なのに、早くお腹の赤ちゃんが下がって来てしまうのは、お母さんの体が、大きくなったお腹の赤ちゃんを支えるだけの力がないからです。
妊娠出産となると、臨月までには3キロくらいになる胎児と羊水と胎盤、そして血液も沢山送られるようになりますから、最低でも6〜7キロの重さを支えないといけません。
生活が便利になるほど、私たちは体を動かさなくなります。動かさないと、体を支える筋力はどんどん落ちていきます。普通の生活を送るには大丈夫でも、赤ちゃんを支えるだけの力がない女性が増えているのです。
元気な赤ちゃんを産むには、ママの体も安産出来る体であることが必要なんです。それは骨盤をしっかり支える筋肉としなやかな靭帯です。
これから妊娠出産を考えている女性のみなさん、元気な赤ちゃんを産むために、しっかりとした骨盤を作る骨盤エクササイズを身に付けませんか!
骨盤底筋、骨盤周辺の筋力を鍛え、お腹の中で成長する我が子をしっかり支えられるだけの力を自分につけましょう。
第一子で切迫早産と言われたら、第二子もたいがい同じことを言われます。第二子の場合、ゆっくり寝ていることもままならないですから、第一子で切迫早産の方、第二子をお考えでしたら、骨盤エクササイズで筋力つけて次の出産に臨まれるといいと思います。
当院では、施術の際にもお客様に必要なエクササイズを合わせてお伝えしています。
また、エクササイズのみのコースもございます。
気になる方は気軽にお問い合わせ下さい。